今年から放送部の顧問になって、先日、NHK杯全国高校放送コンテスト、通称「Nコン」の県大会に行ってきました。放送のコンテストなんて初めて見るから興味津々。ウロウロしてると発声練習の会場を見つけたので、中に入って様子を観察。一番多く聞いた練習が「あ・え・い・う・え・お・あ・お」という母音の練習。そりゃ、日本語には子音だけの音がないからね。でも後から考えると、噛んだり言えなかったりするのが「か」「さ」なんかの子音と組み合わさった時だから、「子音だけの練習も必要なのでは」とは素人考え。
練習会場には「携帯をタイマーにして、時間を測って練習する生徒」、「携帯に朗読を録音して、それを聞き返してチェックしてる生徒」がいて、まさに現代っ子たち!最近読んだ記事に「ケータイで会議の議事録を取っていて驚いた」なんてのが書いてあったけど、なんか、すごぃ時代ダナー。
午後からは、私はラジオドキュメント部門の審査員をしました。みんなで審査基準を打ち合わせをして、いざ本番。内容、技術の面から点数をつけ、コメントを書いて終了。審査員だって、最初は素人。こうして徐々に成長いくのです。しかも、次からはもう素人の審査員(扱い)じゃないってのが学校の世界かも。
「人を試す側」を経験すると、「試される側」はどうあるべきかがわかります。受験にしろ、面接にしろ、人を試す側にたってみることは、オススメの練習方法。自分で試験問題を作ったり、面接官になってみると、かなりいいです。
審査員をして、どういう基準で作品を作ればいいのかが良くわかりました。ラジオドキュメントに限って言えば、1.学校ネタ(高校生の目線) 2.伝えたいこと(の一貫性) 3.音の演出(音だけで伝えるラジオの特性を活かした)、という3点。これ、がんばれば全国狙えるかもよ。。
今回、朗読に出た生徒が悩んでいたのが、「感情移入をするべきかどうか」というもの。普通に考えれば、感情移入しなきゃダメなんだけど、コンテストの要綱には『作り声、過度の感情移入、あるいは自分一人で酔っているような朗読については厳しく評価する。』とか、書いてるワケ。朗読の審査員を一回でもすれば、基準がわかるからアドバイスもできたんだけど、その時は何も言えませんでした。
でも、閉会式で(朗読の審査委員長?の)アナウンサーが「もっと熱くなろうぜ」と、生徒に語りかけてたのを聞いてわかりました。やっぱり「熱く」なきゃダメなんだ、と。その人は、「自分だけが気持ちいい朗読はダメ」とも言ってたので、きっと両面なきゃだめなんだろうね。つまり『熱い想いを込めた、かつ他人が気持ちいい朗読』ができれば評価を得るものになる、と。
なるほどネ。
2009.06.16 _




































